なでしこジャパン(FIFAランク10位)は、同英国代表(同6位)に0-1で競り負けた。

この日は初戦のカナダ戦から先発5人を入れ替え、田中が先発、岩渕はベンチスタートとなった。

立ち上がりは押し込まれ気味だった日本だが、粘り強い守備で相手に簡単にはシュートを打たせない。徐々にペースを引き戻し、攻撃機会を増やす。

前半12分、中島のFKがクリアされ、こぼれ球を林がミドルシュートも枠をとらえられず。同15分にもCKを起点に林がミドルシュートを放ったが、GKに止められた。同32分にはカウンターから最後は田中がシュートを放ったが、わずかに左に外れた。

英国は同39分に右クロスにヘンプが頭で合わせるも枠の左へ。同42分のパリスのシュートも浮いてしまった。

後半7分に日本はFKから最後は南がロングシュートも上に外れ、同12分に英国はCKの好機をものにできない。同18分のホートンのシュートも枠を外れた。

互いに好機をつくりながらも、得点できない展開が続いた中、同29分に英国が先制。右クロスにエースのホワイトが頭で合わせ、ゴール左へボールが吸い込まれた。