日本はフランスを4-0で下して3連勝、A組1位突破を決めた。前半27分に久保が先制点を挙げ、同34分に酒井が加点、後半25分に途中出場の三好が勝負を決定づける3点目を決め、後半ロスタイムに前田が4点目を奪った。守っては無失点だった。

森保一監督は試合直後、「勝利がほしいフランスに対して、我々がアグレッシブに戦い、勝利をつかみとって決勝トーナメントに進もうということを、選手たちがトライしてくれた」と振り返った。

「選手は準備してきたし、2連勝でここまでこれらて、みんな力があるから勝てている。これまでやってきたことをしっかりやろう、やってきたコンセプトを今日も表現しようと言って送り出した」と続けた。

同時に1次リーグ3連勝については「成果もあり課題もありの3連勝。この3連勝が決勝トーナメントの結果を約束してくれるものではない。いいところはしっかり伸ばして、改善しなければならないところは改善して次戦に臨みたい」と気を引き締める。

サポーターに対しては「今日も無観客で少し寂しいが、テレビの画面やメディアを通して、たくさんの方々が応援してくれたと思っている。選手たちの頑張り、勝利が、応援してくださった皆さんの笑顔や喜びにつながれば、選手の頑張りが皆さんの元気につながればうれしいです」と話していた。

◆累積警告 DF酒井は通算2枚目の警告を受けたため、31日のニュージーランドとの準々決勝は出場停止。中山、遠藤、堂安、冨安、田中の5人もここまで1枚の警告を受けており、ニュージーランド戦でイエローカードをもらうと、勝ち上がったとしても準決勝は出場停止となる。なお、累積警告は準決勝前に帳消しとなる。