サッカー男子日本代表DF冨安健洋(ボローニャ)が30日、オンラインで取材対応した。

冨安は28日の1次リーグ最終戦、フランス戦で先発入り。大会初出場を果たした。A代表でも主力のCBだが、開幕戦前日の21日の練習中に左足首を痛めた影響でベンチ外が続いていた。状態について「全然、悪化してない。(試合を)やったほうがよかった」と、頼もしく語った。

戦列を離れている間、CBにはDF板倉滉(マンチェスター・シティー)が入り、南アフリカ戦、メキシコ戦と高いパフォーマンスを見せた。冨安は板倉について「もともとベンチにいてはいけない選手だと思っている」と厚い信頼を口にし「一緒に刺激し合いながら切磋琢磨(せっさたくま)して個人的にもチームもレベルアップできれば」と語った。

準々決勝でぶつかるニュージーランド代表は堅い守備から1点をもぎとる戦い方を得意とする印象が強いが、冨安は「オーガナイズされているチームだと感じたし、アグレッシブさも感じた。攻守の切り替えがとても速い。奪われた後も日本がやるように即時奪回を狙ってくる」と映像を見た印象を語り「試合の入りを間違えないこと。早い時間で失点すると難しいし、メキシコ戦みたいに早い時間でとれれば」と、序盤の戦い方をカギにあげた。