森保ジャパンはメキシコに敗れて、銅メダル獲得はならなかった。

先発したMF堂安律(23=PSV)は「持てる力すべてを出したつもりですし、本当に完敗だと思います」と敗戦を受け止めた。

前線までボールを運んでも、なかなかシュートを打てない展開が続いた。堂安は「どこかでチャンスが来ると思いながらうかがっていましたけど、ベスト8に入ってから2試合、攻撃陣がノーゴールで、今日も1点しか取れずに、大会を通じて責任は感じます」。準々決勝ニュージーランド戦、準決勝スペイン戦ともに、延長戦を含む120分間無得点に終わったことを悔やんだ。

53年ぶりの銅メダルは、あと1歩届かなかった。「代表として戦った以上、負けていい試合なんで本当はないんですけど。これから先、この試合が自分のキャリアの分岐点になったと言われるよう、前を向いてやりたいと思います」と、悔しさを胸に刻んだ。