日本代表はメキシコ代表に1-3で破れ、銅メダル獲得はならなかった。試合後にMF久保建英(20=レアル・マドリード)が取材対応し、大会日程について思うところを語った。

真夏の日本で、中2日で6試合。うち2試合は延長戦で120分に延びた。メキシコ戦では久保に限らず選手たちは明らかに体が重く、本来のパフォーマンスではなかった。激闘を終えた久保は「日程は正直、ありえないと思う」と率直な心境を口にした。

さらにこの3位決定戦は試合前夜にキックオフ時間が変更になっている。女子決勝が暑熱対策のために午前11時から午後9時キックオフに変わったことで、試合時間が重ならないためという理由でもともとナイターだった3位決定戦にも影響。しかも時間が早まり、試合開始1時間前の午後5時になってもスタジアムには強い日差しが注いでいた。

国際大会のメダルマッチという重要な試合が直前に時間変更するのは異例のこと。久保は「こんな短期間で6試合、試合前日に変更もされた。勝って文句を言いたかったけど、負けたので。向こうは動揺せずに対応してきて。向こうの方がいい準備をした」と、もどかしさも感じつつ相手をたたえた。