サッカー男子決勝が行われ、ブラジルとスペインが対戦。激闘の末に延長戦に突入した。

16年リオデジャネイロ五輪に続く連覇を目指すブラジルが先制。前半ロスタイム2分、左からのクロスを38歳DFダニ・アウベスがゴールライン間際で残し、ゴール前へ。浮き球を2人のDFの間で受けたFWクニャがマークを外し、右足でゴール右隅へ蹴り込んだ。

後半16分にスペインが追いつく。MFソレルの右クロスに、FWオヤルサバルが飛び込みながら左足ダイレクトで合わせる鮮やかなボレーシュートを決めた。自国開催だった92年バルセロナ五輪以来26年ぶりとなる優勝を目指すスペインも一歩も引かなかった。終盤はやや運動量が落ちたスペインをブラジルが押し込む展開となったが、最後まで得点は生まれずに延長戦となった。