飛び込みの寺内健(40=ミキハウス)が、男子シンクロ板飛び込みで5位に入った。日本男子夏季大会最多タイとなる6回目の五輪に臨んだ寺内は、28歳の坂井丞と組んで華麗な飛び込みを披露。3本目までメダル圏内の3位につけ、その後も粘って393・93点。寺内は2000年シドニー大会高飛び込みに並ぶ自身五輪最高順位をマークした。

19年7月、光州で行われた世界選手権同種目で7位になり、全競技を通じて東京五輪代表内定第1号となった。同世代の選手はすでに競技を離れているが「年齢は気にしていません」。言葉通り、一回り離れた坂井と息のあった演技で年齢を感じさせなかった。8月2日には板飛び込みに出場する。