水谷隼(32=木下グループ)伊藤美誠(20=スターツ)組の日本が、4-1で林イン儒、鄭怡静組(台湾)を破り、決勝進出を決めた。水谷、伊藤ともに、2大会連続の五輪表彰台となる、銀メダル以上を確定させた。

26日はいよいよ世界王者の許■、劉詩〓組と対戦。同ペアには0勝4敗と1度も勝利はないが、東京の舞台で借りを返し、日本卓球界初の五輪金メダルを狙う。

試合後の一問一答は以下の通り。

-決勝進出が決定。率直な気持ちは

水谷 最高としか言えないです。

伊藤 すっごく楽しかったです。本当にやりたい放題にやって、すごく自分たちらしいプレーをすることができたので、本当に楽しかったです。

-追い込まれる場面もあったが、終わってみれば4-1

水谷 本当に最初から最後までシーソーゲームで、今日、彼女のプレーが本当に素晴らしくて、最後は託したというか、彼女に任せるような思いでプレーしていました。

-「託した」という言葉があったが

伊藤 本当に今日、自分は足もすごい動いていましたし、感覚もすごくよかったので、本当に、なんだろう、何でも入るかなって思ったので、水谷選手がしっかり、まずコースをついてくれて、相手選手にも、100%の力で打たせないというのができたので、それが自分たちらしくて、すごくよかったかなと思います。

-この3戦で技術面もメンタル面も成長したように見えるが

水谷 今日の準々決勝で、本当に苦しい試合の中、お互いがあきらめないで、最後の1本まで戦えたということは本当に、お互い成長したと思いますし、この勢いのまま、決勝も頑張りたいです。

-決勝は中国のペアと対戦。どんな思いか

伊藤 本当に久しぶりの対戦で、すごく楽しみですし、まだ1度も勝ったことがないので、とにかく思い切って、楽しんで勝ちたいです。

-新種目で決勝。メダルは確保したがどんな気持ち

水谷 今回、推薦ということで、僕はミックスダブルスに選んでいただいて、選んだ時(=選んでもらった時)に「絶対に自分を選んだことを後悔させない」というふうにSNSで言ったので、それを達成できて、ちょっとホッとしています。

-次も期待していい?

水谷 はい。期待していてください。

※■は日ヘンに斤、〓は雨カンムリに文の旧字体