張本智和(18=木下グループ)、水谷隼(32=木下グループ)、丹羽孝希(26=スヴェンソン)の3人が出場する世界ランキング3位の日本が、同23位のオーストラリアに3-0で勝ち、初戦を突破し準々決勝に進出した。

第1試合のダブルスには、水谷と丹羽が出場。スムーズに交互に打てる右利きと左利きではなく、異例の左利き同士でペアを組んだ。第3ゲームは追い上げられたものの、1ゲームも落とさずストレート勝ち。「左・左」は弱点になる可能性もあったが、最高の武器となった。

第2試合のシングルスはエース張本が登場。相手にリードされる苦しい展開もあったが、最終的にはストレート勝ち。勝負どころで決めると、「チョレイ!」と声を上げる場面もあった。第3試合は水谷が勝って締めた。

男子団体は16年リオデジャネイロ・オリンピック(五輪)では銀メダルを獲得している。悲願の金メダルに向けて好発進となった。