市船橋のDF磐瀬剛(3年)が“じらし作戦”で京都橘のFW小屋松知哉(3年)を封じる。昨年の高校選抜で一緒にプレーし、50メートル5秒8のスピードの脅威を知る磐瀬は「じっくりいきます」と、ミスを誘発する構えだ。1対1の場面では持ち味のフィジカルを前面に出して挑む。「小屋松は体が細いので、当たり負けはしないと思う。しっかり体をぶつけたい」と、自信を見せた。抽選会では「京都橘の隣を引く!」と言うほど、望んでいた念願の対戦で、2年ぶりの国立の切符をつかむ。