すでに来年のW杯ロシア大会出場を決めている日本がサウジアラビアに敗れ、W杯アジア最終予選の最終戦を黒星で終えた。この結果、B組からは日本に続き、サウジアラビアの本大会出場が決まり、3位オーストラリアはA組3位シリアとのアジア・プレーオフに回る。

 日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(65)は試合後の会見で、落ち着いた口調で、次のように話し始めた。

 「コンバンハ。まずサウジアラビアの勝利と予選突破をたたえたい。しかし、私はこの予選を勝利で飾りたいと思っていた。少し悲しい気持ちだ。我々の戦いが敗戦に値したのかどうか分からないが、多くの決定機を作れた。ただ、フィニッシュのところが欠けていた。そして疲労もみられた。攻撃の面では、大胆なプレーとボールコントロールが少し足りなかった。しかし、このチームにはまだまだ伸びしろがある。W杯までにもっと成長していきたい」

 その後は選手起用についての質問に応じた。大迫のベンチ外と、右FWで先発させ45分で交代させた本田のパフォーマンスについて、次のように語った。

 「大迫のメンバー外は、オカ(岡崎)と杉本にチャンスを与えるため。よりフレッシュな選手を入れる、他の選手に機会を与える、この2つの理由から。本田はトップコンディションではないと分かっていた。(所属のパチューカで)ゲームの出場時間が少ないのも分かっていたしゲーム勘も欠けている。45分という前提で使った。ゲーム勘の面でもトップレベルにない。努力をして取り戻してもらいたい」

 指揮官は最後まで冷静で、相手をたたえる余裕をみせた。