6大会連続のW杯出場を決めたサッカー日本代表が、11月に強豪のブラジル、フランスと国際親善試合で腕試しする。日本協会が、11月6~14日の間に両国と欧州で対戦する方向で最終調整中であることが15日、分かった。ブラジルは国際サッカー連盟(FIFA)ランク2位、フランスは同8位で、ともにW杯優勝経験がある。来年6月14日に開幕するW杯ロシア大会を見据え、同40位の日本は、これ以上ない相手と戦う見込みとなった。

 ◆フランス(FIFAランク8位) 欧州予選A組で首位に立つ。2位スウェーデンとは勝ち点1差だが、3位オランダも含めた上位との対戦を終え、残り2試合は10月7日にブルガリア、同10日にベラルーシで、6大会連続15度目の出場を視界にとらえる。デシャン監督のもと、主力はグリーズマン、ポグバ、エムバペら。日本は国際Aマッチで過去1勝1分け4敗。01年の0-5の大敗は開催地の名を取り「サンドニの悲劇」とも。