東京五輪で金メダルを目指すU-24日本代表のラストサバイバルから目が離せない。合宿が31日、千葉県内でスタートした。メンバーは18人で、オーバーエージ(OA)を最大3枠活用し、残る代表枠は15という狭き門。最も注目されるのはOA枠なしの、FWの争い。4人で2~3とみられる枠を巡る選考は横一線。5日に同ガーナ、12日に同ジャマイカと戦うこの活動で結果を残した選手が、東京五輪切符を手にする。その争いに迫った。

<解説>

誰が選ばれてもおかしくないが、実績から上田綺世(22=鹿島)が1歩リード。この世代の代表では27試合15得点と、出場数、ゴール数ともに最多を記録している。

対抗は前田大然(23=横浜)。上田も「まねできない」と語るスピードが持ち味で、攻守で走り続けられるスタミナも十分だ。今季はJ1でもここまで得点ランキング4位の9点。日本人ではチームメートのFWオナイウに1差の2番目と好調を維持している。

急激に評価を上げているのが林大地(24=鳥栖)だ。3月の活動で初めて選出され、強豪アルゼンチンとの国際親善試合でいきなりゴール。滑り込みでの五輪出場も十分にある。

FW田川亨介(22=東京)は度重なる負傷を乗り越えてカムバック。17年のU-20W杯韓国大会ではMF久保建英とともに飛び級で選出されるなど、早くから期待され続けてきた。左足での1発に加え、こぼれ球にもいち早く反応する泥臭さでゴールをものにする。

森保監督は最終メンバー決定を6月末としており、この合宿が実質的な最終選考の場となる。それぞれのストライカーが、2~3枠と想定されるFWの切符をつかみにいく。【U-24日本代表担当=岡崎悠利】