サッカー日本代表の森保一監督(52)が1日、22年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選の組分け抽選の結果を受けオンライン取材に応じ、中国の国籍変更選手の存在を警戒した。日本はオーストラリア、サウジアラビア、中国、オマーン、ベトナムと同組となった。

中国は元アーセナルのMFイェナリス、元エバートンのDFブラウニングとイングランドの世代別代表経験のある2人に加え、広州所属のブラジル出身FWエウケソンら3人の選手が2次予選突破に貢献した。森保監督は「サッカー王国出身の選手たちですので、間違いなく力のある選手かなと思っている。ここまで、中国にフォーカスして分析を進めているわけではないが、ACL(アジア・チャンピオンズリーグ)で見てきていますので、非常に素晴らしい選手が加わったなと。我々も分析をしっかりしながら自分たちの力を出し切れるように準備したい」と話した。