W杯(ワールドカップ)アジア最終予選の中国戦に2-0で勝利し、一夜明けた28日、MF久保建英(20=マジョルカ)が取材対応した。2月1日のサウジアラビアとの天王山を前に「1回負けている。勝ち点差を縮めていくのが大事」と変わらず勝ち点3を誓った。

中国戦では後半28分からトップ下で出場。「(攻撃を)活性化させ、あわよくば1点という気持ちだった」との言葉どおり、積極的にシュートを狙うなど存在感を放った。サウジアラビア戦での先発入りに向けても大きなアピールになった。

サウジアラビアは日本に勝利すればW杯出場が確実になる。「引き分けを狙うサッカーはしてこないだろうと何人かで話した」とアグレッシブな展開になることを想定した。10月に敵地で敗戦した際は負傷により欠場していた。リベンジを期す今回で、ゴールに絡む貢献を目指す。