サッカーU-23アジア杯(ウズベキスタン)の3位決定戦が18日に行われ、パリオリンピック(五輪)を目指すU-21(21歳以下)の世代で臨む日本が、オーストラリアに3-0で勝利し、3位で大会を終えた。前半7分にMF佐藤恵允(明大)が左足で強烈なシュートを放ち先制。同39分に相手オウンゴールを誘うと、後半19分にはFW藤尾翔太(徳島)が今大会初得点となるダメ押しゴールを奪った。

目標の頂点には届かなかったが、最終戦を白星締め。19日にオンライン取材に応じた大岩剛監督は「ただ6試合戦うということだけでなく、選手が本当にタフに戦ってくれて、チームとして戦ってきたからこそいろんな経験ができた」と振り返った。中2日の日程で、終盤には選手5人がコロナ陽性となる中、チーム一丸で戦い抜いた。3位になったことで、パリ五輪予選となる次回大会でのポット1入りが確実。次へつながる大会となった。