13年ぶりの優勝を目指す日本(U-22日本代表)は決勝で韓国(U-24韓国代表)と戦う。18年大会に続いて2大会連続の決勝での日韓戦となる。
日本にとってアジア大会は五輪世代の強化の過程に欠かせない。韓国は優勝すると、兵役を免除されるため、今大会はパリ・サンジェルマンのMF李康仁(イ・ガンイン)ら4人の欧州組に加え、年齢制限外のオーバーエージ(OA)枠3人をフル活用。一方の日本はパリ五輪の1次予選を兼ねた9月のU-23アジア杯予選に入らなかったメンバーで臨み、大学生が約半数を占める。
大岩監督は「(アジア大会メンバーは)ラージグループにいるが、コアのグループに顔を出してくるような成長を望んでいる」と期待。約1カ月間、同じ釜の飯を食って一体感を高め、決勝まで勝ち上がった。
東京五輪世代で臨んだ前回の18年ジャカルタ大会はDF板倉滉、MF旗手怜央、MF三笘薫、FW前田大然、FW上田綺世ら現A代表がメンバーに名を連ねていた。森保監督が率いたチームは初戦のU-23ネパール戦で三笘(当時筑波大)のゴールで競り勝ち、チームとしての連係を深めながら勝ち進んだ。決勝トーナメントでは上田(当時法大)が3ゴールと活躍した。
決勝でトットナムFW孫興民らを擁した韓国に延長戦の末に1-2で競り負けたが、三笘も上田も当時は大学生だった。上田は大会後に「プロ選手たちへの反抗心を持って、食いついていく」と誓い、その後の成長につなげた。
今大会も追加招集されたFW内野航太郎(筑波大)ら大学生が躍動。10年広州大会以来13年ぶりの金メダルへ、日本サッカーの選手層の厚さを示す。

