日本代表とオーストラリア代表のライバル対決は1-1のドローに終わった。日本の攻撃陣は、オーストラリアの5-4-1のブロックに大苦戦。中央は固められ、サイドからの攻撃に頼る場面が多く、最終的にゴール前で決定的な仕事をさせてもらえなかった。
2列目の左で先発したMF南野拓実(29=モナコ)は、相手の戦いぶりに「相手も今の状況は崖っぷち。何が何でも勝ち点を拾いに来るだろうと予想していた」と想定内であったことを明かした。
後半12分に、MF久保の右からのクロスをファーでフリーで頭で合わせたが惜しくも枠外。好機で仕留めることが出来なかった。「個人的に有効的にチームの攻撃を活性化できたかというとそうでもない。身体能力が高くて頑張るチーム相手には(崩すことは)簡単ではないと感じた」と振り返った。
失点後も「最悪、この試合は1-1でOK。1点を返す力はある」と焦ることはなかったという。途中出場のMF中村が相手のオウン・ゴールを誘発し同点に追い付いたことを挙げ「選手層の厚さは示せた」とチームの成長を口にする。
前半は互いに譲らず0-0。ハーフタイムでは「これぐらいピリピリする試合がいいよな」という言葉がチーム内で飛び交っていた。「相手も死に物狂いで食らい付いてくる。今後もこういう試合を勝っていかないと。こういう試合が成長させてくれる」と受け止めている。今後の最終予選では、相手が日本に対し、オーストラリアのような強固なブロックで挑んでくることも予想される。「僕とかシャドーの選手がどういう風に有効にスペースを突けるのか、僕的には反省点。まずは試合を見て、チームとして改善できれば」と、11月のシリーズへ目を向けた。

