右足首痛で別メニューだった北海道コンサドーレ札幌MF小野伸二(37)が13日、札幌ドーム屋外ホヴァリングステージでの全体練習に完全合流した。5月31日ルヴァン杯柏レイソル戦出場後に離脱も、13日ぶりに復帰。「腫れもひいたし、もう大丈夫。大事に至らずに戻ってこられて良かったです。しっかり次の試合に向けて準備したい」と、17日のアウェー鹿島アントラーズ戦出場へ意気込んだ。

 札幌にとって、カシマスタジアムは公式戦6戦全敗の鬼門で、クラブ史上最多得点差(0-7)での大敗も97年ナビスコ杯、12年リーグ戦と2度喫している。だが、天才に苦手意識はない。プロ初年度の98年4月25日鹿島戦で決勝ゴールを挙げるなど、公式戦4戦無敗3得点と抜群の相性だ。「カシマに行きたいし行けるように練習から頑張りたい」。44番の復活弾で、負の歴史に終止符を打つ。