関学大(兵庫)が過去5度優勝のガンバ大阪を延長で2-1で破る殊勲星を挙げた。3回戦は7月11日に行われる。

 関学大が元日本代表5人を並べたG大阪を延長で下した。0-0で迎えた後半42分、G大阪ユース出身のMF岩本が、先制ゴール。その直後に同点とされたが、延長前半2分にFW山見が勝ち越し弾を決め、粘り強い守備で逃げ切った。「G大阪のトップに戻るという一心でやっている。まさか対戦するとは思わなかった」と岩本。関学大はアメフト部が悪質タックルの被害者となり、思わぬ形で注目されてしまったが「(今回の勝利で)関学サッカー部として日本中に知ってもらいたい」と話していた。