J2アルビレックス新潟は14日、ヴァンフォーレ甲府戦(13日)後のリカバリーと全体練習を聖籠町のクラブハウス練習場で行った。片渕浩一郎監督(43)は「残り5試合を全勝、最低4勝1分け」を目標に掲げ、チームを引き締めた。

甲府戦の引き分け(0-0)によってJ1昇格プレーオフ進出の可能性が消え、今季のJ1復帰はなくなった。練習開始前の円陣で片渕監督は選手に説いた。「最低でも(最終成績を)イーブンに持っていく。やってきたことが間違いではないことを証明するんだ」。残り5試合を4勝1分けなら17勝7分け17敗と五分の星。全勝なら1つ勝ち越してシーズンを終える。

「これからが大切。チーム、選手、そして僕自身の価値も試される」。だらだらと消化試合をするつもりはない。新潟のプライドをかけて残りの試合に臨む決意を全員で確認していた。