びわこ成蹊スポーツ大は5日、滋賀・大津市内の同大学で、J2愛媛FCに入団が内定したDF清川流石(さすが、22)の加入内定記者会見を開き、特別招聘教授を務める、前なでしこジャパン監督の佐々木則夫氏(60)が駆け付け、入団を祝福した。

「アカデミー時代から育ててもらったクラブに戻ることができてうれしい」と心境を語った清川は、クラブの地元・愛媛県の出身。中学から高校までの6年間、愛媛FCのユースに所属し、実力を磨いた。

大学では左サイドバックとして、自慢のスピードとゲームキャプテンとしての主体性を生かし、チームをけん引してきた。

プロ入り後の目標について「日本代表に入れるように努力し、世界のトップレベルでプレーできるように頑張っていきます」と緊張した表情で抱負を語った。

この会見に同席した佐々木氏からは、「自分の力で金を稼ぐというのがプロですから。ぜひ頑張ってください」とエールが送られた。

J2の大宮アルディージャでトータルアドバイザーも務める佐々木氏は、清川と握手をした際に「このまま大宮アルディージャに連れて行こうかな」と言い、会場をわかせる場面もあった。