今季川崎フロンターレから期限付き移籍で加入した北海道コンサドーレ札幌MF三好康児(21)ら6選手が4日、札幌・宮の沢で契約更改面談に臨んだ。

三好は今季、リーグ戦で自己最多の26試合に出場し、3得点を挙げた。ミハイロ・ペトロビッチ監督(61)からの信頼を得て、プロ4年目で初めて主力として起用された。「ミシャのもとで成長できた。札幌でしか味わえなかったプラスになった1年」と振り返った。来季に向けては「クラブ間の話。僕だけじゃ決められない。どうなるかわからない」と話した。

クラブとしては、東京オリンピック(五輪)期待の星であるU-21日本代表への評価は高い。だが、川崎Fとの契約が残っており、来季以降の完全移籍での獲得が難しいため、数年先も見据えたチームづくりをする上で、期限付き移籍期間の延長オファーをしない可能性も出ている。三上大勝GM(47)は「近日中に結論を出したい」と話すにとどめた。