フットサル元日本代表主将の北原亘(36)が1月末に、カンボジアのプレアビヒアでチャリティーサッカーを開催した。サッカーボール20個や、SVOLME社のウエア40着などを現地の小中学校に寄贈すると同時に、スクールも行った。

北原は「海外でのこういったチャリティーは初めてだったので不安でした。でも子供たちが寄贈の時に1列に並んでくれたように、ちゃんとしていた。グラウンドは土でボコボコ、ゴールは木の枠だけ、みんなはだしでしたが環境を良くする活動をしていければ」と話した。

プレアビヒアは、シェムリアップから車で約4時間。11年ごろまでカンボジアとタイが領有権を主張し緊張状態にあったが、現在は落ち着きツアーも組まれる観光地となっている。

一方で、現地で生活する人々の生活水準は高くなく貧困の問題も解消されていない。これまでもボールなどの寄贈は行っていたが、今回初めてスクールを開催した。北原は「今後も続けていければ」と意欲を見せた。