丸亀フットボールクラブが3-0で丸亀城東サッカー少年団を下し、9年ぶり3度目の優勝を飾り、全国決勝大会の切符を手にした。丸亀FCは全国の強豪16チームによる「JA全農チビリンピック」(5月3~5日、日産スタジアム)での全国決勝大会への出場権を手に入れた。

 

決勝では丸亀城東から3点を奪い、危なげない試合運びで勝利。第1ピリオド序盤、15番の三好悠雅のゴールで先制。その2分後、11番の中野迅がドリブルで持ち込んでのシュートで追加点を獲得。第3ピリオドには14番の堀江悠希がダメ押しとなるゴールを決め、優勝をつかんだ。チームを率いる山下公紹監督は「準決勝は県大会決勝の相手だったので手の内が分かっていて、ハイプレスが厳しかった。真っ向勝負で挑んだ結果、自分たちのスタイルであるショートパスがうまく機能した」と試合を振り返り、9年ぶりの全国大会進出に「力の差はあると思うのでしっかりとプレスをかけていきたい。まずは1勝を目標としたい」と語った。

中野陽介主将は「優勝できて最高の気分です。守備も声かけも練習通りできた。香川県同士でよく知る相手だったが自分たちのプレーができた」と優勝を喜んだ。

先制点を決めた三好は「左サイドから狙っていたので入って良かったです。全国でも得点を狙っていきたい。目指すは優勝です」と全国決勝大会へ向けて意気込んだ。

 

決勝トーナメント全試合の結果は以下の通り。

 

<準決勝>丸亀フットボールクラブ1-1(PK3-2)DESAFIO CLUB DE FUTBOL、丸亀城東サッカー少年団3-2アスルクラロ高知

 

 

<3位決定戦>DESAFIO CLUB DE FUTBOL1-1(3-2)アスルクラロ高知

 

<決勝>丸亀フットボールクラブ3-0丸亀城東サッカー少年団

 

〈主催〉日刊スポーツ新聞社〈後援〉日本サッカー協会〈主管〉四国サッカー協会、徳島県サッカー協会第四種委員会〈特別協賛〉全国農業協同組合連合会(JA全農)〈協賛〉香川県農業協同組合、高知県農業協同組合、協伸商会