10日のACL蔚山(韓国)戦で左ひざを痛めた川崎FのDF谷口彰悟(27)の連続試合出場記録が155試合(フィールドプレーヤーではJ1歴代2位)で途切れることになった。

谷口は13日、14日のアウェー鳥栖戦に向け全体練習に合流。驚異的な回復を見せ、遠征の準備もしたが、最終的に同行を見送った。谷口は「思ったよりやれましたが、強度の上がった状態を考えたとき、100%でできる選手が出た方がいいという判断をさせてもらいました」と話した。プロ1年目で23歳だった14年8月30日の名古屋戦から続けている連続試合出場。「それは誇りに思っていい」とした上で「けがをした悔しさと、ピッチの上で戦えない悔しさを、次のパワーにしていければ」と前を向いた。チームはMF中村、守田、DF車屋も離脱し、総力戦で勝ち点3を狙いにいく。