鹿島アントラーズのMF中村充孝(28)が、22日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグ最終節山東戦(カシマ)で先発復帰することが濃厚となった。

今季はプレシーズンマッチ水戸ホーリーホック戦でゴールを決めて勝利に貢献したものの、リーグ開幕を前に負傷離脱。リハビリを経て12日のヴィッセル神戸戦に途中出場し復帰を果たすと、18日の松本山雅FC戦では後半27分からの出場で1得点と結果を残した。

その松本戦で絶好調だったMFレアンドロがACLメンバー登録外のため、代わって右MFに入るとみられる。「最初の5分、10分でこっちから仕掛けたい。目の前の試合で結果を残すのもそうだし、ポジションを奪い取ることを考えてやりたい」。チャンスをモノにすると宣言した。

またDF安西幸輝(24)が出場停止の左サイドバックには、本職がセンターバックのDF町田浩樹(21)が入る見込み。引き分け以上、または敗れても他会場が引き分けならば決勝トーナメント進出が決まるが、チームは勝利を目指している。