勝って突き放す! ガンバ大阪MF遠藤保仁(39)が30日、残留争いで“直接対決”必勝を誓った。今季残り5試合。「負けないことが大事だが勝って突き放すチャンスでもある。どっちに転ぶか、やってみないと分からないが、チーム全体で勝ちにいく姿勢を見せていきたい」と力を込めた。

G大阪は現在勝ち点35の10位。次節11月3日のアウェー湘南ベルマーレ(16位、勝ち点31)戦を皮切りに、同10日アウェー大分トリニータ(同7位、43)戦、同23日ホーム・ベガルタ仙台(同12位、35)戦、同30日ホーム松本山雅FC(同17位、29)戦、そして最終節12月7日アウェー浦和レッズ(同9位、36)戦と続く。遠藤は「いくら勝ち点を計算しても戦うしかない」と話しつつ、「ひとつの状況が変われば一気に流れも変わる」と言った。

自身は最近2試合出場はないが、百戦錬磨の経験は貴重。3冠の栄光も、J2落ちの屈辱も味わったレジェンドが頼れる存在になる。【実藤健一】