横浜F・マリノスが3連勝で、勝ち点59の首位鹿島アントラーズ、2位FC東京と勝ち点1差の3位を死守し、逆転優勝へ望みをつないだ。

J1屈指の攻撃力がこの日もさく裂だ。前半17分、東京五輪世代のFW遠藤渓太(21)がジャンピングボレーで先制すると、同22分には、FWエリキ(25)が角度のないゴール左に技ありゴールを決めた。

アンジェ・ポステコグルー監督(54)は一気に主導権を握った試合を振り返り、「いい2ゴールで、いい展開で進んでくれた」と声を弾ませた。

指揮官は前半を追え、「自分たちでゲームをコントロールしよう」と指示。ミドルシュートで1点を失ったが、攻守に優勝を争うチームの力の差を見せつけた。