ラグビーワールドカップ(W杯)による変則日程のアウェー8連戦を終えて首位でホームに戻ったFC東京だったが湘南ベルマーレと何とか引き分けた。しかし、勝ちきれず、横浜F・マリノスに首位を譲った。

前半12分、DF室屋成とFWディエゴ・オリベイラの崩しで右サイドを突破。室屋が右クロスも、走り込んだMF東慶悟には合わなかった。

続く27分、DF室屋が自陣からFW永井謙佑へ高速の縦パス。そこからFWディエゴ、永井とつないで左クロスもクリアされた。

迎えた36分、湘南に先制を許した。MF橋本拳人が自陣で囲まれてボールを奪われ、カウンターを受けた。最後は右サイドから攻め込んだMF松田天馬にシュートを打たれ、DF森重真人が足に当てるもそのままゴールへ吸い込まれた。

後半も東京はなかなかリズムに乗れず、攻めこんでもカウンターを浴びてあわや失点のピンチもあった。30分には途中出場のMF三田啓貴がゴール前でシュートチャンスも、左足で狙ったボールはGK正面で好機を生かせなかった。

ロスタイム5分でDF森重が、同点弾をねじ込み引き分けに持ち込んだが、痛い引き分けとなった。