ヴィッセル神戸に敗れた鹿島アントラーズは、他会場の結果にかかわらず優勝の可能性がなくなった。

前半14分、神戸はMF大崎の左クロスを起点に、抜け出したFW藤本が先制点を決めた。同29分には、左サイド深くに進入したMF山口がヒールで落とし、これを受けた藤本の左クロスに中央で走り込んだFW郷家が追加点。早い段階でリードを奪った。

鹿島は前半40分、MF永木のFKからゴール前の混戦でボールを拾ったMF土居のハーフボレーで1点を返し、前半を折り返した。

逆転優勝には勝利が絶対条件の鹿島は後半17分、U-22日本代表FW上田とFWレアンドロを一気に投入した。カウンターでいくつか好機はつくったものの、最後まで追加点は奪えなかった。