ガンバ大阪の元日本代表DF昌子源(27)が7日、大阪・吹田市内の練習で初めてチームに完全合流を果たした。

2月にフランス1部トゥールーズから完全移籍した昌子は、右足首痛でリハビリや部分合流が続いていた。昨年9月下旬に負傷していたが、近く予定される練習試合で約5カ月半ぶりに実戦復帰する可能性が高まった。

「やはり全体練習に復帰すると楽しい。本数は減らしたが対人プレーにも入った。もう少し動けるようになるだろうし(練習試合は)僕もやりたいと思う。ガンバの選手として戦術を埋めていきたい」

センターバックは韓国代表DFキム・ヨングォンが、右肩関節脱臼で全治2カ月の長期離脱となったばかり。その他にも故障者が続出しており、昌子が実戦デビューしても問題なければ大きな戦力となる。

J1リーグ再開は現時点で18日の予定だが、世間の情勢からも流動的だ。「18日の再開がダメだろうと思っていたら、痛い目にあうのは自分たち。18日に合わせるのがプロとして当然」。実際に昌子の公式戦デビューは4月以降になる見込みだが、意識は高く持っている。