浦和レッズの6選手が12日の「看護の日」に合わせ、新型コロナウイルス感染者の治療にあたる医療従事者に向けたトークライブに臨んだ。同日夜、DF岩波拓也(25)の呼び掛けで集結したGK西川周作主将(33)、MF宇賀神友弥(32)、DF橋岡大樹(20)、DF鈴木大輔(30)、DF槙野智章(33)がクラブ公式ツイッターで「答えて浦和レッズ~看護の日スペシャル~」と題したライブ配信に登場。それぞれがサポーターからの質問に応じたり、感染リスクがある中でも懸命に最前線で働く医療従事者へ感謝の言葉や熱いエールを送った。

橋岡は「この時期を一緒に乗り越えましょう」と“共闘”を呼びかければ、鈴木も「少しでも元気を届けられたら思います」と言葉に力を込めていた。

これまでに宇賀神が埼玉・戸田市内の病院や高齢者施設に計3万枚のマスクを寄付し、鈴木も地元石川・金沢市と浦和医師会に各5000枚ずつマスクを直筆メッセージとともに寄贈。また岩波は故郷・神戸の病院に向け、同市内に出店した日本料理店から弁当を届けるなど独自に医療現場のサポート活動を展開している。