J1名古屋グランパスは21日、元ブラジル代表FWジョー(33)との契約を解除したと発表した。

ジョーは今季の契約更新を行いながら、1月以降は練習に姿を見せておらず、移籍先を模索していた。

名古屋は「この件につきましては現在FIFA Dispute Resolution Chamber(FIFA紛争解決室)に委ねています」とし、契約上のトラブルを示唆している。

ジョーは2014年ワールドカップ(W杯)に出場したストライカーで、18年の加入初年度はリーグ33試合で24得点を挙げ、得点王に輝いた。昨季はケガもあり、32試合6得点だった。

ブラジル主要メディアのテッラは、現地19日に「(古巣の)コリンチャンスがジョーと3年契約を結ぶ方向で調整している」と報道。ジョーがインタビューに答えている動画もアップされている。