浦和レッズが初先発となった東京オリンピック(五輪)世代のオーストラリア代表DFトーマス・デン(23)らの好守備で昨季王者の横浜F・マリノスと引き分けた。

昨季得点王仲川ら強力な相手FW陣に対し、デンは長い手足とスピードで冷静に対応。後半11分にはFWエリキの突破も好スライディングで封じた。

試合終了間際にはGK西川周作主将(34)の好セーブもあり、リーグで昨季2敗していたと引き分けた。

大槻毅監督(47)は「かなりの準備と給水もしてきたので足をつる選手がいたことに驚かされた。それだけ横浜に勝ちたかったのだろうと思う」と選手の頑張りを評価していた。