鹿島アントラーズは20日、元日本代表DF内田篤人(32)が現役を引退すると発表した。

23日のガンバ大阪戦(カシマスタジアム)がラストマッチになる。

これを受け、内田が長く在籍したドイツ1部リーグの強豪シャルケは、公式ツイッターの日本語公式アカウントで「在籍期間でのウッシーの雄姿は今でもシャルケファンの目に焼き付いています。これから第2の人生の成功と、いずれまたシャルケと道が重なり合うことを願っています」とメッセージを寄せた。

日本では「ウッチー」の愛称で親しまれたが、ドイツでは「ウッシー」。日本でもドイツでも、愛された右サイドバックの電撃的な引退発表に、多くのファン、サポーターも驚くと同時に、ねぎらいの反応をSNSにアップしている。

◆内田篤人(うちだ・あつと)1988年(昭63)3月27日、静岡県生まれ。清水東高から06年に鹿島入り。07~09年のJ1の3連覇などに貢献。10年夏にドイツのシャルケへ移籍。10-11年シーズンに、欧州CL4強入りも果たした。ウニオン・ベルリンを経て、18年に鹿島復帰。日本代表では国際Aマッチ74試合出場2得点。W杯は10年南アフリカ大会と、14年ブラジル大会の日本代表で、14年は1次リーグ全3試合に出場した。ポジションはDFで右サイドバックで活躍。15年5月に結婚を発表し、16年に第1子となる長女が誕生した。愛称ウッチー。176センチ、67キロ。