東京ヴェルディの永井秀樹監督(49)が、U-19日本代表合宿に選出された4選手に「大久保超え」の期待を寄せた。

11日、U-19日本代表候補合宿(9月14~16日、千葉県内)のメンバーが発表され、東京VからMF松橋優安、藤田譲瑠チマ、山本理仁、来季トップに昇格するDF佐古真礼(東京Vユース)が選ばれた。ユースの監督時代の教え子でもある4選手の選出に、永井監督は「日本サッカーの底上げに貢献してほしい。選手が頑張ってつかみとった代表。これで満足せず、偉大なる大久保嘉人選手を追い抜いていけるように頑張って欲しいと思います」と話した。

チームは攻撃的サッカーを追求し、リーグ再開後は勝ち星を伸ばし7位。対戦相手が本来のシステムを変更して対策するなど、他クラブからの「包囲網」は厳しくなっている。指揮官は「研究される側の立場になったのはある意味成果」とし「黄金期のヴェルディは、全チームから標的にされていたチーム。少しはそこには近づけたのかなと思う。ここから真価が問われる。研究されて分析されても止められないのが強いチーム。そこ目指してやっていきたい」と、13日の群馬戦を見据えた。