フィンク前監督から三浦淳寛監督(46)への突然の交代となったヴィッセル神戸は25日、神戸市内で練習を行い、主将のMFアンドレス・イニエスタ(36)がオンラインで取材に応じた。三浦新監督と一致団結で再スタートを切る思いを語った。26日には北海道コンサドーレ札幌戦(ノエスタ)を控えている。

-今回の監督交代は

「監督交代は決して簡単ではない。チームとしては難しさはあるが、クラブにとって最善を考えての交代と思うし、チームとして結果がともなわず、シーズンは残っているのでさらに成長していかないといけない。前節の勝利はそのための第1歩になる」

-三浦監督の印象は

「すごく前向きだ。監督経験は初めての人だが、来日後何度か話をしている中で、サッカーのビジョンを理解しているし、ボールをつないで積極的に攻めるのはチームの方向性でもある。今までやってきた前向きさに、監督の前向きさでさらにチームは成長できるはず。そのために26日の試合を勝ちたい」

-前節サガン鳥栖戦は4得点全てに絡んだ。主将としてどう引っ張っていくか

「毎試合ベストを尽くすのを心がけているし、状態を上げていかないといけない中で徐々に上がってきている。前節(鳥栖戦)は状況からも特別な試合だった。勝ったことでチームとしては満足している。内容的に素晴らしい試合ではなかったが、4得点の優位性を最後まで持って勝つことができた。流れを変えていくための第1歩になった。札幌戦は別の試合になるが、頑張っていきたい。アリガトウ、サヨナラ」