清水エスパルスが指揮官に42歳初勝利を届ける。17日は静岡市内で最終調整。18日ホームのサガン鳥栖戦(アイスタ、午後2時)に備えた。

ピーター・クラモフスキー監督は、16日に42回目の誕生日を迎えた。同日の練習後、ケーキの贈呈や記念撮影などで祝福を受けた。「多くの人に祝ってもらった。ケーキを子どもたちも喜んで食べていた」と白い歯を見せた。選手たちからは「勝ち点3をプレゼントする」と言われたことも明かした。7月のアウェー鳥栖戦は1-1の痛み分け。「攻守においてエリア内で相手を上回りたい」と話した。

2試合連続で先発しているMF西村恭史(20)は「監督に勝利を届けたい。勝つことでチームも勢いに乗れれば」と力を込めた。現在、今季3度目の5連敗中。指揮官へ2日遅れのバースデープレゼントを贈り、浮上のきっかけをつかむ。【古地真隆】