既に優勝を決めている川崎フロンターレは、サガン鳥栖と敵地で引き分けた。

前半は左サイドバックで先発した川崎FのFW旗手のミドルシュートがポストに直撃するなど、両チームチャンスをつくったが決められず、スコアレスで折り返した。

後半12分、川崎Fに先制点が生まれた。MF脇坂の右クロスを、ファーサイドに走り込んだDF谷口が頭であわせた。

鳥栖はなかなか好機を作れずにいたが、後半41分に再び試合が動いた。MF原川が前線へ浮き球パスを送ると、これがゴール前でワンバウンド。対応しきれなかった川崎FのDF陣の間に入ったFWレンゾ・ロペスが頭で押し込み、鳥栖が土壇場で同点に追い付いた。

ロスタイムも鳥栖が勢いをもって攻め立てたが、追加点は生まれず、そのまま1-1で終了した。川崎Fは優勝決定後、2戦連続のドローとなった。