J2アルビレックス新潟のDF千葉和彦(35)が16日の午前練習後、オンライン会議システムを利用し、この春に上越市立大瀁小学校を卒業する25人の児童との交流イベントに参加した。

キャリア教育の一環として行われた授業の中で千葉は、プロ選手になるまでの道のり、楽しさをユニークな口調で話した。イベント後、「直接みんなの目を見ながら話しがしたかったが、このご時世ではしょうがない。このような形だったが、(自身の)話しの1つでも心に響いてくれていれば」と振り返った。

学校事務職員を目指す岡田悠作君(12)は、「千葉選手の『自分の武器を1つでも磨いてほしい』という言葉が心に残った。パソコン操作が自分の武器なので、夢に向かってもっと磨きたい」と話し、「まだスタジアムで(新潟を)応援したことがないので、新型ウイルスが落ち着いたらビッグスワンで応援したい」と笑顔を見せた。