鹿島アントラーズが相馬直樹新監督のホーム初戦で、高卒2年目のMF松村と荒木の“アベック弾”などで北海道コンサドーレ札幌に快勝し、プレーオフステージ進出に王手をかけた。新指揮官の初陣となった17日の徳島戦から先発10人を入れ替えて臨んだ。ザーゴ前監督が解任された11日のリーグ・札幌戦では2点のリードを追いつかれ引き分けに終わっていた。今回は同じ相手に2点のリードからさらにMF白崎のPK弾で突き放し、相馬監督が整備した守備も安定感を発揮し、2試合連続の無失点で終えた。相馬監督は「(徳島戦で)取れなかった追加点を取り、(失点を)ゼロで終えられてよかった」と手ごたえを口にした。