静岡城北(中部8位)は、DF川村透依(とうい、3年)の先制点を契機に攻撃陣が躍動。3-0で富士見(東部8位)を退けた。シード校のU-18プリンスリーグ東海勢7校が登場する2回戦は、16日に行われる。

静岡城北DF川村の直感がさえた。0-0で迎えた後半15分、3本立て続けに得たCKの3本目だった。2本目までニアサイドだった位置取りをファーサイドに変更した。「直感で来る気がした。触るだけだった」。狙い通り、逆サイドまで流れてきたボールを左足で流し込んだ。この貴重な先制点を皮切りに、チームも3得点。待望の公式戦初ゴールで快勝を呼び込んだ背番号「4」は、「厳しい戦いになると思うけど、大番狂わせを起こしたい」と、清水桜が丘(プリンス)との2回戦に向けて力を込めた。