ガンバ大阪は16日天皇杯2回戦で関西学院大学と対戦する。松波正信監督(46)とMF山本悠樹(23)が15日、練習後オンライン取材に応じた。

5月の過密スケジュールの関係で約2週間の調整期間を経て試合を迎える。松波監督は「選手も2週間、前向きに捉えてくれたし、新しい発見や良い組み合わせを見つけることも出来た」と充実した期間と強調した。しかし、ガンバ大阪は18年度の天皇杯2回戦で延長の末に1-2で敗戦しており、大学生相手に悔しい結果に終わった過去がある。関学大戦に向けては「いつも以上に戦う姿勢やプライドを持って戦わないと足をすくわれる。特に天皇杯は1人1人に訴えかけていきたい」と慎重だった。

山本は関学大サッカー部の卒業生。「楽しみですし、自分が、かわいがった後輩もいる。そういった選手に向けても自分のプレーを見せてしっかり勝つことが出来たら」と意気込んだ。今季、なかなか試合出場に恵まれない山本は「チャンスが回ってきたのが自分の母校ということもあって、いい顔見せたいなと思う。それを示すのは結果が一番早いので、ひたむきにプレーしていきたい」と闘志を燃やした。

リーグ戦のほか、ACLも控え連戦が続くが、まずは目の前の関学大にリベンジを誓う。