鹿島アントラーズは柏レイソルのカウンターを浴び1-2で敗れた。

守備時に5バックで守る相手に大苦戦。人数をかけ、中央をこじ開けようと果敢に縦パスをつけたが、逆に相手に奪われ、後半8分に失点。後半12分にも鹿島は左サイドを崩され追加点を奪われた。相馬直樹監督(49)は「全体を通して柏さんのゲームになってしまった。全体的に、自分たちの思うようにならない部分で冷静さまで失われる展開になった」と振り返った。

柏の守備ブロックの網にかかっては、前線のFWペドロ・ハウル、クリスティアーノへのロングボールでカウンターを食らった。指揮官は「起点を簡単につくらせてしまった。中へのくさびは必要だが、もう少し、相手を動かさなければ行けなかったし。つくりのところで、後ろで動かすテンポが上がらなかったいろんな部分でのベースを上げていかないと。もう一度、ベースの部分を見直す。そこをやらないといけない」と中断期間の課題を掲げた。