4年ぶり7度目出場の静岡学園が、危なげなく白星発進した。仙台育英に3-1で快勝。FW持山匡佑(きょうすけ、3年)が2ゴールを挙げ、FW川谷凪(3年)がダメ押しの3点目を決めた。16日の2回戦では、高川学園(山口)と対する。
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静岡学園は、最大の武器である攻撃的なスタイルを大舞台でも発揮した。巧みなパスとドリブルを駆使して、立ち上がりから優位に試合を展開。前半12分、FW持山が鋭い左クロスをワンタッチで押し込み先制した。「良いクロスをくれた。ニアサイドへ入り込めた」と胸を張った。後半12分には、個人技でDFをかわして左足で追加点。多彩な得点パターンを売りにする背番号9が、ストライカーの役割を果たした。
終了間際の同33分には、FW川谷が試合を決定づける3点目を奪った。「緊張もあり、なかなか思うようなプレーが出せてなかった。最後に決められて良かった」と胸をなで下ろした。
チームが掲げる“1試合3得点以上”の目標を全国大会でも達成。反撃を1点に抑え、現在U-18プリンスリーグ東北で3位の難敵を退けて、新チーム発足後から続く公式戦の連勝を「24」に伸ばした。川口修監督は「『ガンガン行こう』と選手たちを送り出した。初戦の硬さもあったが、全体的には良い形で戦えた」とたたえた。
過去最高成績は2011年の準優勝。悲願の初優勝を目指す。持山は「優勝が目標。個人では得点王をとりたい」と意気込んだ。2回戦に向けて川谷は「次も自分がゴールを決める」と力を込めた。全国屈指の技巧派集団が、着実に歩みを進める。【古地真隆】



