J1清水エスパルスMF松岡大起(20)が、リーグ6試合ぶりの勝利を誓った。24日は静岡市内で最終調整。25日のホーム鹿島アントラーズ戦(アイスタ、午後7時)に備えた。

今夏にサガン鳥栖から完全移籍で加入した。清水デビューを果たした横浜F・マリノス戦(2△2)から、リーグ3試合連続でフル出場中。ボランチで攻守にわたり存在感を放っている。だが、加入後いまだ勝利なし。「全員が求めているのは結果」と、勝ち点3へ強い覚悟をにじませた。その上で「1本のパスでゴールに迫る回数を増やし、自分もチャンスでは得点を狙っていきたい」と意気込んだ。

6位の鹿島戦に向けて、パリ五輪世代の背番号33は「タフな試合になる。走る部分や決めきる部分、全ての要素が重要になってくる」と力を込めた。現在、降格圏と勝ち点3差のリーグ14位。2月のリーグ開幕戦で破った相手を再び退け、浮上のきっかけをつかむ。【古地真隆】