鹿島アントラーズは川崎フロンターレにショッキングな逆転負けを喫した。

試合前に相馬監督が「チャレンジャー精神を持って戦う」と宣言した通り、立ち上がりからアグレッシブな戦いを貫いた。ボールを奪うと縦に速いカウンターを繰り出し、川崎Fのゴールに迫った。後半17分、MFファン・アラーノがDF安西のクロスを頭で押し込み待望の先制点を挙げた。

陣形をコンパクトに保ち、プレスの出足も速く「鹿島らしさ」を貫いた。しかし後半38分にFKから失点。セットプレーで隙を突かれた。さらに、試合終了間際に相手の20歳の宮城に豪快な一撃を浴び、勝ち越しを許した。鹿島は川崎Fにリーグ戦では15年8月以来、勝てていない。失点するまでは理想通りの戦いを続けていただけに、悔しい、悔しい敗戦となった。