横浜FCが、徳島ヴォルティスとの壮絶な打ち合いを制した。今季最多となる5得点をマーク。暫定ながら、最下位の20位から18位へ順位を上げた。

試合後の早川知伸監督(44)の一問一答は、以下の通り。

-試合の総括を

早川監督 勝利できたことを本当にうれしく思います。選手、スタッフ一丸となって、勝てたことは素晴らしい結果。ホームでニッパツでたくさんの後押しがあることで、サポーターのみなさんにも感謝している。ここまでの打ち合いは想定していなかった。相手よりも上回ったことが多くあったことで、この勝利があった。カウンターを効果的に発動できたことは、いい形で前半を終えられた。ハーフタイムで少し、自分たちはここで守ることなく、前からプレッシャーをかけて狙う状況を増やした。それで、相手に有利な状況もあった。そこは修正すべき、反省すべきところ。ただ、そこから崩れることなく、特に交代した選手が次の点に向かっていけたことは良かった。1つ勝てたものの、まだまだ厳しい現状。ですけど、目指すところ、背中が見えていることも明らか。ポジティブに捉え、残り6節を全力でいきたい。

-1点取った後、前へという指示があったようだが

早川監督 どうしても選択肢が後ろになる、そういう状況があった。前に出て行くことを共通認識で持ちたいということだった。

-相手のサイドが前に出てきた。その修正は

早川監督 2列目が下がったことで、そうなった。なかなか出来ていなかった。ハーフタイムで、少し修正できたかと。

-4点目を取った後、守備の意識を強めたか

早川監督 守備を修正したことは間違いない。ブロックを組む中でコンパクトな守備をすること、全体として、後半で間延びしてしまったところがあった。あの場面で、修正できたことはいいタイミングだった。

-DF高木の評価は

早川監督 ポジティブにやってくれている。武田との競争争いの中で、腐ることなく積極的にやってくれている。あのシュートは本当に素晴らしい。本当に良かったというところ。