大分トリニータは残留を争う徳島ヴォルティスと引き分け、J2降格圏18位からの浮上に失敗した。残り5試合。この日勝った残留圏16位湘南ベルマーレとの勝ち点差は「3」に開いた。

試合後の会見で、片野坂知宏監督(50)との主な一問一答は次の通り。

-試合の総括を

片野坂監督 順位が近い徳島さんとのゲームで勝ち点3が欲しかった。残念ながら勝ち点1になったが、この「1」を次に生かせるようにしたい。残りのゲームも、こういう困難な状況でもしっかりと狙いを合わせて戦っていきたい。

-チームの雰囲気はどうですか

片野坂監督 雰囲気は(前節まで)2連勝して今日の試合に臨みましたし、トレーニングでも選手同士でコミュニケーションをとりながら、いい準備ができている。試合でも交代選手を含め、勝つための準備をしてくれて一体感を感じた。

-(次節11月3日の)アビスパ福岡戦はどう乗り越えるか

片野坂監督 中3日で連戦(27日の天皇杯準々決勝磐田戦)がある。まずは短い時間ですけど(選手の)コンディションを見極めていきたい。